「投資で一番大切な20の教え」のススメ
こんにちは!Keitaです!
今回は、ハワード・マークス著「投資で一番大切な20の教え」
を紹介していきます!
オススメ理由1:投資家心理を踏まえた上でアドバイスが書かれている
20の教えの最初が「二次的思考をめぐらす」である。
「メディアで凄い取り上げられていて注目」
「Aの雑誌で優良企業と取り上げられていた」
というのが一次的な思考(単純でそこが浅く、誰にでもできる事)に対し、
「今後、どのような範囲の出来事が起こりうるか?」
「その中で、実際に起きると思うのはどれか?」
「その予想が当たる可能性はどれぐらいか?」
「市場のコンセンサスと自分の予想はどれだけギャップがあるか?」
という奥が深く、複雑で入り組んでいるものが二次的思考である。
「市場と同じ思考をしていては勝てない」
投資=ゼロサムゲームの中で違いを作るために非常に重要な考え方である。
これが最初に書かれており、
「投資とは何か?」という疑問に真正面から回答する清々しさを感じました。
オススメ理由その2:投資に必要な基礎的要素が網羅されている
投資を行うにあたって必要な準備は以下の要素である。
・チャンスの見つけ方
・適切なリスクコントロール
・チャンス以外で投資しない我慢強さ
・心理的な迷いを消すメンタル
本書で触れられている要素は、バリュー投資だが、
(価格に対して割安な株を見つけ、中期的に値上がりを待つ投資)
バリュー投資を行うための基礎的な要素は網羅されている。
余計な情報を入れ過ぎずに、本書と四季報だけ読んで、
実践と省察を繰り返していく方が結果は出るように思う。
オススメ理由その3:表題がシンプルで読みやすい!
20の教えと銘打っているだけあり、タイトルがシンプルに記載されている。
1.二次的思考をめぐらす
2.市場の効率性(とその限界)を理解する
3.バリュー投資を行う
4.価格と価値の関係性に目を向ける
5.リスクを理解する
6.リスクを認識する
7.リスクをコントロールする
8.サイクルに注意を向ける
9.振り子を意識する
10.心理的要因の悪影響をかわす
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目次から読んで、
興味を持った箇所から読んでいくのも大いにアリだと思います!