メンタリストDaiGo著「運は操れる」〜特集1〜 運を操る3つの科学的手法
メンタリストDaiGo著「運は操れる」の内容を特集していきます!
書籍紹介はこちら。
今回は、第3章「運を操る3つの科学的な手法」についてです。
コンテンツ
序論
確率論的な運は、人間にはコントロールできないものが多いですが、
仕事運、対人運、金運、恋愛運はすべて運を操る事でコントロールできると
説かれています。
ものの見方を変え、行動を変え、習慣を変える事で、
人生の中で「当たり」を引く度合いを上げる事ができます!
3つの具体的な方法
本書では、運を操る3つの手法として、以下が挙げられています!
・不安に強くなる
・試行回数を増やす
・気づく力を増やす
今回は、「試行回数を増やす」についてまとめていきます。
「試行回数を増やす」感想
そもそも人間の脳は楽をする仕組みになっていて、
慣れたことを繰り返す日々では、意志力や集中力をつかさどる
前頭葉をあまり使わなくなり、機会的な対応で流すようになっていく。
その結果、新しい発見に気づく事が少なくなり、
巡ってきている運にも鈍感になってしまう。
大切なのは、刺激と変化と成果を求めて、小さな実験を繰り返していく事。
試行回数を増やす事が、幸運のやってくる可能性を高める事につながる。
精度を上げようと立ち止まって、あれこれ考える暇があれば、
先に進んでしまった方が良い。
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小さな実験を無数に繰り返していく事にはかなり同意できます。
仕事で疲れて、やる気がしない状態が続くと、
新しい発見よりも、「早く時間が過ぎてほしい」「休みが欲しい」
という気持ちにはやり、結果として幸運を見逃す事が多いように思います。
一方で、精度を上げるためにあれこれ考えるより、
先に進むべきという考えに関しては、ケースバイケースのように感じます。
例えば、語学学習やプログラミング等のスキル習得であれば、
復習するよりも、覚えるべきスキルを思い出しながら、
新たしい成果物を作る事が、経験・技術・モチベーションを
最短で最大化できると思います。
一方で、型にはまらない物作りや、経営のように
複雑な要素が重なっている中で重大な決断をする際は、
必ずしも、試行回数が成功に繋がらないように思います。
失敗から学ぶべきことを抽出し、内省する時間を作ることは必要で、
ただ時間は区切って行うのがベストですね!
まとめ
本書で指摘されている、3つの科学的手法は、
手に取る人によって、得意分野と課題分野が異なるように思います。
自分には何ができて、何が足りないのか、ぜひ読んで感じてみてください!