「本気になればすべてが変わる」のススメ
こんにちは!Keitaです!
今回は、松岡修造氏著「本気になればすべてが変わる」を特集していきます。
どうすれば「本気」になれるか書いてある。
本書では「何をやってもつまらない」毎日から脱却し、
「喜びを見出しやすい体質」へと自分を変えていくためのヒントが書かれています。
気持ちの持ち方をちょっと変えたり、仕事のやり方を少し工夫してみれば、
停滞した状態に少しでも揺さぶりをかけることができ、
ささやかな達成感を味わうことが可能になるでしょう。
その小さな達成感は、池に投げ入れた小石が水面に緩やかに波紋を広げていくように、
人生をじわじわと楽しい方向へ変えていくでしょう。
印象に残った内容
1. 毎日の自分の行動や感じたこと、考えたことを、2〜3行でいいから記録する。
自身の葛藤や思いついた事を日記に書き記す。
ブログのように公開してしまうと、自分の本心が表に出てこない。
公開せずに「他人がどう思うか」を排除して書くべきだ。
本音で物を言ったり書いたりする機会が少なくなっている今は、
自分の想いをぶつける時間を作るべきだ。
壁にぶつかった時、お前はもうダメだ」「なぜ自分を信じられないんだ」と責めるような事を書いても、
最終的には、「こうやって乗り切って行こう、俺ならやれるよ」と励まして終わる。
そうして一歩一歩、思い描くイメージに近づいていくことが、達成感につながっていく。
2.ストレスとリカバリのバランスシートで、どれだけストレスを感じているか、採点してみよう。
精神のバランスがどれだけ取れているかを確認するために、バランスシートを作成します。
「ストレス・チェック」
1日の練習量、練習の強度、試合量、試合前後のストレス、トラベル・ストレス、
ウェイトトレーニング・ランニングストレス、トレーニングの強度、私生活の嫌なこと、
テニス全般のストレス(心身の調子)、テニス以外のストレス(健康状態、コーチや家族との関係など)
「リカバリー・チェック」
睡眠時間、決まった時間帯に寝ているか(時間帯のズレが少ないほど良い)、
昼寝、動的休養(ウォーキング、ゴルフ、サイクリング)、静的休養(読書、映画や音楽鑑賞)、
リラクゼーション・エクササイズ(瞑想、呼吸コントロール)、食事回数(何回に分けて食べたか)、
ダイエット(甘いものや脂っこいものを食べ過ぎなかったか)、今日は楽しかったか(感情が安定しているか)、
自由時間の量
ビジネスマンはテニスの練習やトレーニングは仕事に、試合はプレゼンテーションに、
昼寝は昼食後の休憩に置き換えられます。
自分の生活パターンに即して重要と思われる項目を立てて、
オリジナルのチェックリストを作ってみましょう。
項目を立てたら、それぞれに点数を設定します。
仕事量・睡眠時間のように時間で測れるものは、●時間=●点とし、
それ以外の項目は内容に応じて、強=3点、普通=2点、弱=1点、なし=0点とすれば簡単です。
両者を引き算し、ゼロに近づけば近づくほど、
あなたのメンタルは安定していることを感じることができます。
3.人との関係性を意識しながら生きる。「随所作出」の教え
「随所に首都なれば、立つ処みな真なり」という禅宗の教え。
「周囲の人の言葉や目の前の出来事に心を惑わされることなく、
自分の人生を自分が主人公として生きよ」
さまざまな人間関係の中で相手との距離を測り、自分の立場を複眼的にみながら、
その中で自分らしさを出していく「自分主体」という考えが根底にあります。
しかし、職場では効率化や専門化により、自己完結した働き方になった。
社会そのものがギスギスした雰囲気になり、誰もがストレスを抱える時代になっている。
「社会や人のつながりの中で、自分らしくあるがままに生きる」
人生を生きる上で大きなヒントになるのではないでしょうか。
まとめ
私の印象に残ったヒントは、上に書いた3点でしたが、
あなたが読んだら、他のヒントが心に刺さり、
自分を変えるきっかけになるかもしれません。
社会とのつながりを大事にしながら、自分のあるがままに生きるー
そのためのヒントをこの本から学んでみてください!