返報性の原理 ~断り切れない社会原則~
こんにちは!keitaです!
今回は、前回紹介した「影響力の武器」書評で紹介した、
「返報性の法則」について、細かく特集していきます!
目次
好意の返報性
好意の返報性とは、「相手から受けた好意、親切を返したくなる」心理のことです。
例:トライアル(試着等)
服飾店や化粧品売り場では、多くの店で
試着室や化粧品の試し塗りがサービスとして存在します。
ユーザが試行する機会(服が似合うか確認するetc)を提供しつつ、
無償で使用機会を提供することで、
心理的に「何も買わないのは申し訳ない…」という気持ちが湧く為、
商品を買う可能性が大幅に上がるという仕組みです。
自己開示の返報性
自己開示の返報性とは、
相手がオープンな態度で接してくれると、自分も相手に心を開きやすくなる心理のこと。
一般的には、初対面の人が気さくな心で接してくれると、
心を開いて話しやすいと思います。
自分が何を考えているか、何を感じたか、思い切ってどんどん話しましょう。
相手との距離を縮め、信頼関係を構築するチャンスです。
例:告白
恋愛感情を告白されたり好意を示されたりすると、
それまで気にも留めなかった相手なのに、
だんだん好きになってくるということがあります。
振られている場合、恋人関係になれるかは保証できませんが(笑)、
返報性の法則により、相手を無下にできない好例です。
実践(自己開示の返報性)
個人的に、返報性を活用したコミュニケーションを会社で実践したみました。
同部署のベテラン社員と話す際に、
仕事のフォローを兼ねて、以下のように伝えてみました。
「この前の〇〇(案件の名前)はすごい良かったですね!」
「〇〇ですが、自分がやるのであれば、違うやり方でやろうと思っていました。」
「他の人がサボっていたら、強く言っていいんじゃないですか?」
すると、対応に困った案件に関して、相談に乗ってくれ、うまいこと解決しました。
以前より信頼関係が感じられ、コミュニケーションをとって良かったと思いました。
良い返報性の事例があれば、また記事を書きます!
皆さんも、日常の中で「返報性の原則」是非活用して見て下さい!