SINGLE TASK vol.3 ~行動を一つずつにするためのテクニック~
こんにちは!Keitaです!
今回も、デボラ・ザック氏著「SINGLE TASK」の内容を特集していきます!
※第3弾です !前回の内容はコチラ!
今回のテーマは、「行動を一つずつにするためのテクニック集」!
人が成果を出すためにはシングルタスクを行う環境を作ることが重要ですが、
実践する際に、効果的なテクニックを紹介していきます!
テクニック1:「1*10*1システム」を使い、タスクの類似性ごとに分類していく。
タスクを以下のカテゴリに分類し、類似タスクをまとめて片付ける準備をする。
a.1分間前後で片付けられるタスク
b.10分以内で片付けられるタスク
1日のうちできるだけ早い時間帯に取り組みましょう。
c.片付けるのに1時間か、それ以上かかるタスク
作業に取り組む時間を今後2、3日のスケジュールのどこかに予定として組みましょう。
テクニック2:類似タスクをまとめて片付ける。
シングル・タスクの生産性を最大限活かすために、
「類似タスク」ごとにグループ分けし、1日の同じ時間帯にまとめて片付ける予定を組む。
・頭が一番はっきりしていて、明晰な思考ができる時間帯に、「類似タスク」をまとめて片付ける。
・1日に1~3回、そうした時間を作る。
・そうしたタスクに充てる時間はあらかじめ決めておき、終わりの時間にアラームを設定する。
・アラームがなったら、作業を中断する。いつまでもダラダラと続けない。
テクニック3:1日2回「空白タイム」を作る
アポや打ち合わせを入れない30分の時間を設け、
その時間に類似タスクをまとめて行ったり、予期せぬ出来事に対処したりしよう。
次から次へと会議に出席していては、仕事は絶望的に遅れてしまう。
予め、空白タイムをスケージュールに組み込んでおけば、その時間を活用し、
長期的なプロジェクトの達成に向けて集中して作業に取り組むこともできる。
空白タイムには、現実にアポが入っていると考えるようにしよう。
どれだけ緊急な案件があっても、決して後回しにしてはいけない。
他人に仕事を邪魔されたとしても、この時間帯に取り戻そう。
テクニック4:コミュニケーションも「シングルタスク」で行おう
人の相談には「5分間」集中する
たった5分でもよそ見をせず、話に集中してくれる方が、
長時間、他の作業をしながら話を聞かれるよりも余程いい。
「敬意を感じるシグナル」をリストにする
あなたはどんなシグナルによって「自分が尊重されている」と感じていますか?
そうしたシグナルをリストにして、ノートなどに1書き出してみましょう。
例.)
1.アイコンタクトをしてくれた。
2.私の居心地が良いかどうか、気にかけ、思いやりを示してくれた。リラックスをするよう気を配ってくれた。
3.こちらに意見を求め、「あなたに関心を持っていますよ」という気持ちを態度で示してくれた。
4.一方的に上から目線にならず、お互いに貢献し合える関係であることを明確に示してくれた。
5.私に関する知識を得て、覚えてくれた。
自分なりのリストを作成し、コミュニケーションを取る相手に対し、
タスクとして実践すれば、以前より信頼を得ることができるはずです。
テクニック:5.全て「記録」しながら前進する
シングルタスクは、身につけていく習慣です。
これまで上げてきたシングルタスク力を強化する方法を実践し、
目標としていた行動を取れたかどうか、毎日記録に残しましょう。
目標例:「コミュニケーションを取る際にSNS断ちをする」「計画を立てるための時間を朝必ず設ける」
15日間記録を取り続けることができたら、自分にご褒美をあげよう。
まとめ
・毎朝「3~5分」の時間を取り、今日の予定を全て書き出す。
・類似タスクをグループ分けし、まとめて同じ時間に処理する。
・メール送信は「出社時」「昼休み前」「退社前」の3回に制限する。
・メールは文末に「一言」加えることで、不毛なラリーになるのを防止する。
・積み上がった仕事は「1*10*1」システムで一気に解決する。
・1日2回、「空白タイム」をスケジュールに強制的に入れてしまう。
・毎日「小さな目標」を設定して、達成できたかどうか記録を続ける。