「NN(ニューノーマル)✖️影響力の武器」Vol.5 〜社会的証明〜
こんにちは！keitaです！
今回は、「影響力の武器」の書評を元に、NN(ニューノーマル)環境において、
何が求められるのかを特集していきます
![影響力の武器[第三版]: なぜ、人は動かされるのか](https://m.media-amazon.com/images/I/51cb7nbpZnL._SL160_.jpg "影響力の武器[第三版]: なぜ、人は動かされるのか")
今回は「社会的証明」についてまとめています！
過去の書評はコチラ！
目次
社会的証明の原理
人がある状況で何を信じるべきか、
どう振るまえばよいかを決めるときに重視するものは、
他の人々がそこで何を信じているか、どのように行動しているかである。
他人を模倣しようとする動きは、大人も子供も関係ない。
購買意思決定や、寄与行為、恐怖心の低減など、様々な行動領域で認められている。
多くの人々が、要請に応じた、応じている事実を伝えることで、
ある人がその要請に応じるよう促すことができる。
この原理は、2つの条件下において強い影響力を持つ。
・不確かさ
自分の決定に確信が持てず、状況が曖昧なとき、
他の人々の行動に注意を向け、それを正しいものとして受け入れようとする。
・類似性
人は自分と似た他者のリードに従う傾向がある。
類似した他者の行動が人の行動に影響力を持つことは、
社会学者デイビッド・フィリップスが収集した自殺統計の中に現れている。
誤った社会的証明に影響されないために、次のことを肝に銘じよう。
1.類似した他者が行なっている、明らかに偽りの証拠に対して敏感であること。
2.自分の行動を決定する際には、類似した他者の行動だけを決定基礎にしないこと。
ニューノーマルにおける課題：客観的な視点を持つ
コミュニケーションを取る機会が減少するため、
客観的な視点を持つための努力・工夫が重要となります。
ニューノーマルによって引き起こされる環境変化
・客観的な視点に立つ機会の減少(ジョブローテーションが無くなる)
・客観的な視点を持ちづらい
「社会的証明」を発揮し、身を守るためのアクション
直接ヒアリング(事前に信頼を構築しておく)
客観的な立場にいる人にアドバイスを請いましょう。
相手にとって時間の損失になってしまう部分があるため、
影響力の武器を使い、事前に信頼を構築した上で交渉しましょう。
また、ヒアリングする内容は事前に作り込んでおく事も必須です。
最短の時間で、最大の気づきを得られるように時間を使いましょう。
客観性を失わないためのトレーニング
バイアスを取り除き、合理脳を形成するためのTipsが書かれている、
メンタリストDaigo 「突破力」を活用する！
書評はコチラ！
賢人会議
意思決定をする際に、類似した他人だけを基準に考えない為には、賢人会議が有効です。
自分が尊敬する著名人の考え方をコピーし、自分の環境に置き換えて発想する方法です。
読書や動画視聴を通じ、尊敬する人や、世に認められている人(賢人)の考え・思想を把握します。
自分の置かれている立場や、アクション・成果物を「お題」とし、
「賢人」を頭の中に作り上げ、批判・感想を空想します。
考え・思想を取り入れる事に多少時間はかかりますが、コストも安く、費用対効果は高いと考えます。
メンター・コーチ…客観的にアドバイスしてくれる人を持つ
メンターやコーチングを雇い、ビジネスや自分を客観的に見てくれる存在を持つ方法もあります。
一般的には、費用がかかる事が多いですが、自分の人生でやりたいことを明確化したり、
セッションの中での気づきを、ビジネスに転用したりと、費用対効果は高いです。
今すぐにでも結果が欲しい、有効な解決を見つけたい場合はこれ。
参考：コーチングとは？
